百科事典

高β-グルカン大麦粉と高脂肪食マウスの血清IgA上昇

背景

高脂肪食は腸内免疫を低下させ、特に血清IgA(免疫グロブリンA)の分泌を抑制することが知られています。IgAは腸管免疫の第一線を担い、抗原や病原体に対するバリア機能を果たします。

 

結果

12週間の高β-グルカン大麦粉(HGB)摂取により、高脂肪食マウスの血清sIgA濃度が有意に上昇しました。

要約

高β-グルカン大麦粉の摂取は、高脂肪食によって低下したIgA分泌を回復させ、粘膜免疫の強化に寄与しました。

 

今後の可能性

HGBは、食事性脂質負荷による免疫機能低下を補うプレバイオティクス的介入素材として期待されます。

(Mio et al, Nutrients 2021)