百科事典

オーツ麦(β-グルカン)と脂肪食によるALT上昇の抑制

背景

ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は、肝臓の細胞内に存在する酵素です。肝臓がダメージを受けたり炎症を起こしたりして細胞が壊れると、この酵素が血液中に漏れ出します。そのため、血液中のALT値は肝臓の健康状態を知るための重要な指標です。

結果

マウスに脂肪の多い食事を与えた結果、血液中のALT値の上昇が確認されましたが、オーツ麦由来β-グルカンを追加で摂取させた結果、ALT値の上昇が有意に抑制されました。

要約

オーツ麦(β-グルカン)の摂取は、ALTの上昇を抑えた。

今後の可能性

オーツ麦による肝細胞の保護作用は、炎症を伴う重篤な肝疾患への進行を防ぐことに関連する可能性があります。

(Jaeger JW et al, JHEP Rep, 2024)