百科事典
枯草菌・バクテリオファージとガチョウにおける血中エンドトキシンの低下
背景
ガチョウ養殖では、腸内細菌叢の乱れに伴う血中エンドトキシン(LPS)の上昇が、全身性の炎症や生産性低下につながることが知られている。Bacillus subtilisやバクテリオファージの投与は、水中および腸内の有害菌を制御し、腸管バリア機能を支える可能性がある。
結果
0〜90日齢のマガングースを対照区(A)、Bacillus subtilis区(B)、バクテリオファージ区(C)、併用区(D)に分けて飼育した結果、30日齢時点の血中エンドトキシン濃度は、B区およびD区で対照区より有意に低下した(p<0.05)一方、C区は対照区との間に明確な有意差は認められなかった。
要約
Bacillus subtilisの投与(単独および併用)は、ガチョウの血中エンドトキシン濃度を低下させる可能性が示された。
今後の可能
腸管バリア機能の改善を通じて、全身性炎症の抑制や生産性の向上につながることが期待される。
(Zhu C et al, Front nutr 2025)

