百科事典

アボカドと肥満成人における短鎖脂肪酸

背景

短鎖脂肪酸は、腸内で食物繊維などの難消化性成分が発酵されて生じる主要な代謝産物で、代表的なものに酢酸、プロピオン酸、酪酸があります。短鎖脂肪酸は、宿主のエネルギー代謝や炎症などの生理機能に関与し得ることから、代謝疾患との関連が研究されています。

結果

肥満成人を対象とした12週間のアボカド摂取試験において、便中の短鎖脂肪酸のうち酢酸が、対照群と比べてアボカド摂取群で有意に高値を示しました。

要約

アボカドの摂取は、便中の酢酸を増加させた。

今後の可能性

アボカドの摂取は、腸内(便中)の酢酸の増加と関連し、健康の維持・増進に寄与する可能性があります。

(Thompson SV et al., The Journal of Nutrition, 2021)