百科事典
フラクトオリゴ糖とホモカルノシン
背景
ホモカルノシン(homocarnosine)は、GABA(γ-アミノ酪酸)とヒスチジンが結合したジペプチドで、主に脳内に存在します。抑制性神経伝達に関わるGABAの貯蔵・運搬形態の一つと考えられ、神経の興奮を抑える働きに関連します。また、ヒスチジン由来の抗酸化作用や金属イオン結合などが示唆され、脳の保護に寄与する可能性があります。体液中にも検出され、代謝や神経疾患との関連が研究されていますが、機能の全容は未解明です。
結果
マウスに対してフラクトオリゴ糖を4週間与えた結果、脳内ホモカルノシン量が増加しました。この結果からフラクトオリゴ糖は脳内ホモカルノシン量の増加に有用である可能性があります。
要約
フラクトオリゴ糖は脳内ホモカルノシン量を増加させました。。
今後の可能性
フラクトオリゴ糖が脳内ホモカルノシン量を増加させることで、様々な疾患の予防につながる可能性があります。
(Braga JD et al, NPJ Sci Food, 2025)

