百科事典

プレバイオティクス+プロバイオティクス併用によるうなぎの腸内代謝物の変化

背景

短鎖脂肪酸(SCFA)、特に酢酸は、腸内pHの維持、病原菌の抑制、上皮エネルギー供給など、腸内環境の恒常性に寄与する重要な代謝産物である。

結果

酢酸の濃度はシンバイオティクス群で有意に上昇した(酢酸 p = 0.0144、乳酸 p = 0.0111)。酪酸は変化なし、プロピオン酸はほとんど検出されなかった。

要約

シンバイオティクスは、腸内での酢酸産生を促進し、腸内代謝と環境改善に貢献することが明らかとなった。

今後の可能性

酢酸の増加は、腸内バリア機能の維持や病原菌の抑制に寄与するため、感染予防や栄養吸収促進に貢献する可能性がある。

(Fujii T et al., Fisher science, 2024)