百科事典
複合プロバイオティクスと離乳ウサギにおける血漿IgAの上昇
背景
離乳期のウサギは、環境変化や飼料の切り替えによって腸内細菌叢が乱れやすく、免疫機能の低下が問題となる。プロバイオティクスは、腸内細菌叢を介して粘膜免疫を賦活化する可能性がある。
結果
30日齢のニュージーランドホワイト種ウサギを対照区(CON)、単一菌株区(SP:Lactobacillus plantarum)、複合菌株区2種(DP1、DP2)に分けて飼育した結果、血漿IgA濃度はプロバイオティクス投与群(SP、DP1、DP2)のいずれにおいても対照区より有意に高かった(p<0.05)。
要約
複合プロバイオティクスの投与は、離乳ウサギの血漿IgA濃度を高め、粘膜免疫機能の向上に寄与する可能性が示された。
今後の可能
免疫機能の向上を通じて、離乳期の感染症リスク低減や生産性の向上につながることが期待される。
(Ye C et al, Front Vet Sci 2025)

