百科事典

プロ・プレ・シンバイオティクスと七面鳥における活動量の変化

背景

七面鳥の飼育では、行動面の活発さが健康状態や動物福祉の指標として注目される。プロバイオティクス・プレバイオティクス・シンバイオティクスは、腸内細菌叢を介して宿主の代謝や行動に影響を及ぼす可能性が示唆されている。

 

結果

4〜16週齢の七面鳥を対照区、プロバイオティクス区(Lactobacillus acidophilus + Bacillus subtilis)、プレバイオティクス区(イヌリン+マンナンオリゴ糖)、シンバイオティクス区に分け12週間飼育した結果、活動量はシンバイオティクス区で対照区より有意に高く(p<0.05)、プロバイオティクス区・プレバイオティクス区は対照区との間に明確な統計的有意差は認められなかった。

要約

シンバイオティクスの投与は、七面鳥の活動量を高める可能性が示された。

 

今後の可能

活動量の変化は腸内環境を介した全身状態の指標となりうるため、シンバイオティクスは七面鳥の飼育管理における新たな戦略として期待される。

 

(Sulaiman AS  et al, Front Physiol 2025)