百科事典

くるみとLDLコレステロール

背景

LDLは、血液中でコレステロールを運ぶリポたんぱくの一種で、「悪玉コレステロール」とも呼ばれます。LDLが増えすぎると、血管の壁にコレステロールがたまりやすくなり、動脈硬化の進行に関わると考えられています。そのため、LDLコレステロールの値を適切に保つことは、心血管疾患の予防において重要です。食事内容はLDL値に大きく影響することが知られており、食品の摂取によってLDLがどう変化するかは健康効果を考えるうえで重要な指標です。

結果

健康な成人に42 g/日のくるみを3週間摂取させた結果、血清LDLコレステロールは対照食と比べて7%低下しました。

要約

くるみの摂取はLDLコレステロールを低下させた。

今後の可能性

くるみによるLDLコレステロールの低下は、動脈硬化の進行抑制や心血管疾患リスクの低減につながる可能性があります。

(Holscher HD et al,  J Nutr, 2018)