百科事典

イヌリンと肝臓脂肪量

背景

肝臓脂肪量の増加は脂肪肝の原因となり、進行すると非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)へ移行します。これらは肝線維化、肝硬変、肝がんへ進展する危険があります。また肝臓脂肪の蓄積はインスリン抵抗性を高め、2型糖尿病や脂質異常症、動脈硬化とも強く関連します。自覚症状が乏しいため、早期の生活習慣改善が重要です。

 

結果

マウスに対して高脂肪食とイヌリンを4週間与えた結果、肝臓脂肪量の増加が抑制されました。この結果からイヌリンは肝臓脂肪量の増加の予防に有用である可能性があります。

 

要約

イヌリンは肝臓脂肪量の増加を抑制した

 

今後の可能性

イヌリンが肝臓の脂肪量を減少させることで、さまざまな疾患に影響を与える可能性があります。

(Zou J et al, Cell Host Microbe, 2018)