百科事典

イヌリンと耐糖能

背景

耐糖能の低下は、血糖を正常に調節する力が弱くなった状態で、さまざまな疾患の前段階となります。代表的なのは2型糖尿病で、インスリン抵抗性や分泌低下が関与します。耐糖能異常の段階でも、すでに動脈硬化が進行しやすく、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。また、脂肪肝や高血圧、脂質異常症を合併しやすく、早期からの生活習慣改善が重要です。

 

結果

マウスに対して高脂肪食とイヌリンを4週間与えた結果、耐糖能の悪化が抑制されました。この結果からイヌリンは耐糖能の悪化の予防に有用である可能性があります。

 

要約

イヌリンは耐糖能の悪化を抑制した。

 

今後の可能性

イヌリンが耐糖能の悪化を抑制することで、さまざまな疾患の予防につながる可能性がある。

(Zou J et al, Cell Host Microbe, 2018)