百科事典
ガラクトオリゴ糖とO157感染時の腸内定着の抑制
背景
TNF-α(腫瘍壊死因子α)は、炎症反応の中心的な役割を果たすサイトカインであり、O157感染によりその分泌量が上昇する。過剰なTNF-αは組織障害や症状悪化の要因となる。
結果
ガラクトオリゴ糖投与群では、血清および組織中のTNF-αタンパク質濃度がO157感染群(MC群)よりも有意に低下していた
要約
ガラクトオリゴ糖は、O157感染によって誘導されるTNF-αの過剰な分泌を抑制し、炎症反応を軽減することが確認された。
今後の可能性
ガラクトオリゴ糖は、感染に伴う全身性炎症の制御を目的としたプレバイオティクス素材としての応用が期待される。
(Zou Y et al, Foods, 2020)