百科事典

ケストースと乳児ビフィズス菌

背景

乳児ビフィズス菌は、赤ちゃんの腸内に多く存在する善玉菌で、消化吸収を助け、免疫力を高めます。母乳に含まれるオリゴ糖をエサに増殖し、腸内環境を整えます。便通の改善や感染症予防にも役立ちます。

結果

ケストース群とプラセボ群にそれぞれ15 名と 14 名の乳児を対象にランダム化二重盲検プラセボ対照試験を実施しました。その結果、ケストース摂取群ではビフィズス菌量が増加しました。

要約

ケストースは乳児のビフィズス菌量を増加させます

 

 

引用文献 :

Shibata R et al, Clin Exp Allergy, 2009