ビフィズス菌は様々な生理機能に関与することが知られており、有用菌であると知られています。しかし、肥満者の腸内ではビフィズス菌が少ないことも報告されています。
結果
BMI > 30 kg/m2 の18~65歳の肥満女性を対象に16g/dayのイヌリンを3ヶ月間摂取させ、プラセボ群はマルトデキストリンを摂取させました。試験の結果、イヌリン摂取群でビフィズス菌が増加しました。
要約
イヌリンは肥満者の腸内細菌を変化させます。
今後の可能性
イヌリンによるビフィズス菌の増加が有用な作用を示す可能性があります。
引用文献 Salazar Net al, Clin Nutr, 2015