プロのアスリートの腸内細菌叢は通常の人と異なることが報告されており、プレバイオティクスの摂取と運動は相乗的な効果を生み出す可能性があります。
結果
参加者は糖尿病、脂質異常症、高血圧、代謝関連脂肪肝疾患などを少なくとも1つ罹患している人が対象でした。参加者はイヌリンを16g/day、マルトデキストリンを16g/day摂取するグループに分けられ、3ヶ月間試験は行われました。その結果、試験期間中に運動量が多いグループではBMIが有意に減少しました。
要約
イヌリンは運動と相乗効果を示す。
今後の可能性
イヌリンと運動が様々な疾患の予防につながる可能性があります。
引用文献 Rodriguez J et al, BMC Med, 2022